無償

〜 住友軽金属工業(株) 〜


  当社名古屋製造所では、所内報「千年(ちとせ)ニュース」の中で、毎号社員1名にスポットをあてて紹介する「写真同好会 この人紹介」コーナーを連載しています。
今回は2007年10月号に掲載した、地元消防団活動を通して地域貢献している社員の記事を紹介させて頂きます。
消防団にて活動される近藤さん

  東海市消防団第六分団に名を連ねる当社スラブ鋳造工場勤務の近藤丈仁さん。交替勤務の傍ら、「消火の練習」「祭り等の催し物における交通整理」「消防大会に向けての特訓」など、精力的に活動に参加している。
「消防団と言っても火を消す事だけじゃないんです。東海市という街に対して自分たちが出来る事をやろうって事ですよ。それに毎日火事が起こる訳ないですから(笑)」
もちろん近隣で火災が発生した時は、消防士の活動をサポートする。

  年に一度、東海市全体の各消防団で“消防大会”が開催され、指揮者と隊員に分かれて技術を競う。近藤さん達、東海市消防第六分団は過去に幾度となく優勝に輝いた実力チームだ。

  活動の報酬は?と聞くと、「ボランティアですよ、ボランティア。何かと忙しいわりにタダ働きだからやってられませんよ(笑)」と答えてくれたが、そう話す近藤さんの笑顔に不満の色は微塵もなかった。
撮影当日、東海市消防第六分団の詰め所には寄付されたビール、ジュースが箱で山積みだった。近藤さん達、消防団員の無償の活動に対する市民の感謝の気持ちの表れだろう。

優勝されたチームの皆さん



協豊会タイム