『本社機構と技術開発の統合棟を建設中』

〜潟tァインシンター〜




  ファインシンターは、日本における粉末冶金業界のパイオニアとして戦後間もない頃に相次いで設立された東京焼結金属と日本粉末合金の両社が2002年10月に合併し、現在ではグループ全体で国内外10拠点にて、主に自動車のエンジン・トランスミッション・ショックアブソーバ等の金属部品や鉄道車両の集電部品など多種多様な焼結部品を製造しています。
 これらの焼結部品には高強度、高耐磨性、高精度や複雑形状のネットシェイプ化などが要求されるため新材料や高度成形技術の開発、そして価格競争力向上のための設備やプロセス開発も重要な業務となっています。
 また、焼結部品を組込んだ小型油圧機器は、低騒音・低振動でお客様から高い評価を頂いており、歯科治療椅子やCTスキャナー、理美容椅子の昇降などに広く使われています。
 合併後5年の節目を迎えた本年、愛知県春日井市明知工業団地内に本社機構と技術開発の統合棟を建設中であり、新年からはこの新社屋にて、これらの部品の更なる改良に努め、お客様に喜んで使っていただける商品を世の中に送り出していこうと従業員一同張り切っております。
 今後とも会員会社の皆様には、一層のご支援をお願い申し上げます。



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