『クッチャロ 自然の森だいどう』

〜「北緯45度」からの便り〜

 大同特殊鋼株式会社 


エコキャンプツアーでの植樹体験

 北緯45度。北の大地に当社が半世紀以上にわたり、護り続けた森がある。

 「森」は日本の最北端、宗谷岬から南へ約60kmの北海道枝幸郡浜頓別町にある。
 平成元年に、日本で3番目にラムサール条約(水鳥の貴重な生息地である湿地を保護する国際条約)にて、登録湿地に指定されたクッチャロ湖に突き出た半島の大半(東京ドーム約80個分の広さ)で、北オホーツク道立自然公園、国設鳥獣保護区にも指定されている自然動植物の楽園である。

 当社は、平成17年(2005年)にこの森を『クッチャロ 自然の森だいどう』と名付け、「環境保全・自然愛護啓発」のシンボルとし、社会貢献活動の一つとして環境教育など様々な環境活動を展開している。
 特に夏期休暇には、従業員とその家族を対象に「エコキャンプツアー」を開催。植樹や森の散策など実際に肌で体感できるイベントを企画している。

 また、当社が昨年(2006年)から支援してきたクッチャロ湖の環境を護り・学び・広めるために活動をする現地NPO法人「クッチャロ湖エコワーカーズ」が、今年1月に北海道から正式認証され、本格的に地元と一体となった環境保全活動がスタートした。
 今年3月には、NPO法人主催の第1回「環境フォーラム」が地元で開催された。

 「地球温暖化」など環境保全の重要性が「私たち」に問われている現在、「まず、いま自分自身のやれること」から始めることが大切と考えている。



壮大な青空とクッチャロ湖

協豊会タイム