新・福井本社ビルの建設がスタート

 セーレン梶@


新本社ビルの完成予想図


 当社は、2008年に120周年を迎える。そのため、その1年前となる本年を「新たなステージで、さらなる飛躍・新たな夢への挑戦を始める年」と位置づけ、様々な布石を打っている。

  2006年には「新・研究開発センター」を建設し、約200名の研究開発員を集結して、
5年後、10年後のセーレンを支える新事業の具現化へと励んでおり、すでにその成果は形になろうとしている。一つには「新エレクトロニクス部材」の開発に成功、その量産化のためのプラントを現在建設中である。これは、当社の持つコア技術を応用した電磁波シールドフィルムとしてデジタル家電をはじめ、様々な分野への用途展開が期待されている。
 また、本年1月より新・福井本社ビルの建設がスタートした。セーレングループの「シンボル」として「飛躍するセーレン」を表現するものとなる予定だ。  

 旧カネボウの繊維事業がセーレングループに加わって、早2年を迎えようとしているが、今後も、120年で培ったコア技術を基盤に、糸から最終製品までの企画・製造・販売というトータルプロダクションシステムを持つ世界でも稀少な企業として、「21世紀のグッドカンパニー」を目指して邁進中だ。


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