第51回全日本実業団駅伝

〜 NTN
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古豪NTN全日本へ43回目の出場果たす!!
☆1区ムワンギの区間新!
☆2区北岡の首位好走!
☆収穫ある24位!

「写真提供:月刊陸上競技」
     
1区を快走するムワンギ選手(右)

  厳しい予選を勝ち抜いた全37チームが駅伝日本一を競う、元旦決戦=u全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)」が群馬県庁前発着・7区間100kmのコースで開催された。
  本大会への出場は今回で43回目となり、カネボウ46回、旭化成44回に次ぐ出場回数となるが、近年の戦績は今一歩奮っておらず、今年こそ古豪NTN復活を成し遂げるべく、ベストメンバーで望んだ。
  レースは1区ケニア人選手のムワンギが区間賞に僅か5秒及ばなかったが、区間新記録の好走で2区北岡に繋いだ。最長区間の2区22kmは日本のトップランナーが集うエース区間。北岡は前を行くスズキを捕らえ引き離し、単独首位に踊り出る好走を見せた。後半、さすがに後方からの中国電力・コニカミノルタ等優勝候補が含まれる集団に吸入されたが、NTNが首位に出るのは数十年なかったことである。最終順位は24位であったが総距離100km中20数kmを首位キープしたことは、これまで味わったことのない大きな経験となった。
  レースを終え、選手も指導者(監督、コーチ)も勇気と自信が湧き出る思いを感じた。部員全員の競技に対する志がこれまで以上に高くなったことと思う。近い将来、もっと上位で勝負できるチームに育てていきたい。


24位でフィニッシュ

協豊会タイム