〜愛・地球博から水素供給施設を移設〜
中部国際空港島で「水素ステーション」実証試験を開始

−新日本製鐵梶|


水素ステーション

 当社は、東邦ガス株式会社、大陽日酸株式会社と共同で、中部国際空港およびその周辺地域を走行する燃料電池バス等への燃料供給を目的とした「JHFCセントレア水素ステーション」を中部国際空港島内(愛知県常滑市)に建設しました。7月21日(金)に開所式を開催し、本格的な運用を開始しています。
 本水素ステーションは、愛・地球博で運用した水素ステーションを移設したもので、(財)エンジニアリング振興協会が、経済産業省の補助事業の一環として移設・運用するものです。本ステーションは、中部地区における燃料電池自動車走行と水素供給インフラの中核的な拠点となるとともに、愛知県の燃料電池自動車・水素ステーション実証化事業とも連携しています。
 また、日本の玄関口である中部国際空港としての地理的特性を生かして、水素ステーションの認知度の向上を図ります。
 なお、本水素ステーションでの水素製造システムは、都市ガス(天然ガス)を原料とした水素製造方法、製鉄用コークス製造時に発生するコークス炉ガスを原料とした水素製造方法、のハイブリッドシステムとなっています。



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