海外短信


−中国−

中国での食生活

〜 特殊発條興業 〜


社員旅行 浙江省・舟山の海岸にて

 特殊発條興業の中国拠点である浙江特発金属製品(有)から中国での食生活に
関してリポートします。

 『食は中国にあり』
 大通りには小さな食堂が立ち並び、十字路や人通りの多いところには、隙間を
見つけて屋台を出す。 都市化が進んでいる中国の都心部でも、食に対するエネ
ルギーは今でも変わらない。
中国に赴任して早くも一年、中国の文化に染まり、すっかり早食い・大食いが板に
ついてしまいました。

 『社員食堂』・・・日本人にも好評な味付け
 当社には食堂があり、「朝・昼・晩」の3食を提供しています。良い食事をしてこそ
良い仕事ができる。中国ではまず食べることが大切です。
 中華料理は辛いイメージですが、社員食堂の料理はあっさりしており、スープの
味は逆にもの足りないくらい。 当社従業員は比較的若く(20〜30代が中心)、
ごはん(白米)の食べる量がとにかく多く、淡々と仕事をしている女性社員でも昼食
の時はエンジン全開で、15分もあればペロリと食べてしまう。

 『中華に飽きたら』
 杭州市内には、KFC、マクドナルド、ピザハットといった日本でもおなじみのファー
ストフードの他に、日本料理店も多数あり、中華に飽きた時の非難場所が揃って
います。
 またコンビニでは、「関東煮」と名乗るおでんを発売しており、練りモノの味が薄く、
スープも水っぽいです。

 『食事会』
 食前・食中・食後、休みなく続く「乾杯」。中国に来れば、まず「白酒(パイチュウ)」
の洗礼を受けます。白酒を飲む前にヨーグルトを飲んでおけば、「OK」です。「白酒
の名手」と呼ばれる中国人でも、日本酒で乾杯すれば、おちょこ一杯でノックアウト。

 中国での駐在生活には、強い胃袋が必要なのでは、というのが個人的感想です。




社員食堂の風景

杭州名物  ラーメン東坡肉
(150年以上の歴史の老舗)