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−インドネシア−

インドネシアのQCサークル発表会

〜 オティックス〜



模型を用いたQCサークル事例発表会

 
PT.オティックス インドネシアはジャカルタより東へ35kmのEJIP工業団地にあります。今年で創立10周年を迎え、主力のIMV部品およびコモンレールを生産しています。
 今回は、インドネシアのQCサークル発表会を紹介します。
 当社のQCサークルは、4年前から始めて、現在23グループあり毎年8月に発表会を行います。
発表会は、各課から選抜された5グループで、先ず、踊りと歌のコンテストから始まり、酒も飲まずにシラフで、グループ全員で、元気に歌い踊ります。衣装は手作り、歌は自分たちの職場を表現した自作、自演です。
歌と踊りに引き続き、事例発表をします。
 発表方法は、テーマの選定理由、現状調査、目標、解析、対策、効果確認、標準化等の内容を寸劇で行います。内容を表す表やグラフはプラカードに表示し、解析の魚の骨も、数人の背中にプラカードを貼り付け表現します。また、対策内容を説明するために、機械、冶具、製品等は模型を製作します。
中には、笑いを取るために女装し、会場大爆笑の中でも自分たちの活動成果をしっかりと伝える姿に、彼らの底抜けの明るさと真面目さを大いに感じるところです。
 なお、最優秀グループは、11月に行われる日本本社のQCサークル発表会に参加することができます。
 以上、インドネシアのQCサークルについて紹介いたしました。



歌と踊りのコンテスト風景 女装による活動成果発表