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海外短信  －アメリカ－ |
ミシガンの冬と春 ～ ASMO DETROIT.INC, 石川智康さん ～ － アスモ㈱ － |
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さて今回はここ、ミシガン州の｢冬」と「春」について紹介したいと思います。 私たちの住むデトロイト近郊は北緯42°付近に位置し、１月の平均最低気温がマイナス9℃と、毎年厳しい冬を迎えます。ところが今シーズンは例年にない暖冬で、積雪がないまま新年を迎えました。これは周りの米人に聞いても非常に珍しいことだったようです。 しかし年が明けると一気に寒くなり、２月中旬の大寒波で一時は｢Below Zero｣（華氏で0°以下＝マイナス18℃）にまで気温が下がり、一晩で15センチの雪が積もることありました。こうなると私のように雪に慣れていない人間には大変で、時には除雪が間に合わず、ツルツルに凍結している道路を後ろから来る車にも急かされながらノロノロ運転で通勤するはめになります。また、寒さで電線が凍結・断線して停電になってしまうこともあります。また、幸い私は経験ありませんが、暖房が効かなくなるためホテルに避難することもあるそうです。 このように厳しく長いミシガンの冬ですが、その後にはまるで冬を乗り越えたことへのご褒美のように、木々の緑が光り輝く素晴らしい春がやってきます。その美しさは言葉では表現できません。きっと植物たちは冬の間にぎゅっとエネルギーを溜めて、春の訪れとともにその喜びを爆発させるのでしょう。みんなが楽しみにしているミシガンの春も、すぐそこまできています。
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