海外短信


−ベトナム−

ベトナム工場操業開始

〜 貫ロコーポレーション 〜

開所式

 当社としては海外3つ目(車両部品事業としては海外2つ目)の拠点となるムロテックベトナムコーポレーション(以下、MTVN)をベトナムホーチミン市の北東約40kmに位置するAMATA工業団地内に設立し、昨年10月6日に開所式を行った。金属プレス加工品と金型および金型部品の生産拠点として、MTVNの持ち味を活かした小回りの効く生産対応を目指して事業活動を行っている。
 北米に続く海外拠点の進出先としてベトナムを選定した理由は、
1. 最近の経済成長率が8%前後と高く、将来性がある
2. 政治的に安定している
3. 地理的条件が東南アジアのハブ拠点として適している
4. ベトナム人のメンタリティーが日本人によく似ている上に親日的である
5. 質の高い若年労働力が豊富である
等があげられる。
 今後は、これらベトナムの特質を活かした事業を展開して行く。具体的には、ベトナムを足場として東南アジア周辺をカバーしつつ、日本や北米へも製品の供給を行う輸出基地としていく計画である。
 それにより、今まで以上にお客様のニーズに応えられるグローバルな供給体制を構築し、さらなる顧客満足に向けて事業を展開していきたい。