海外短信 −中 国− |
中国天津に赴任して感じた風習 〜 太平洋工業梶@村上 明彦さん 〜 |
天津太平洋汽車部件有限公司(略称:天津太平洋) は、2005年4月に中国天津市に設立した会社で、天津空港に隣接した開発区にあります。天津と言えば天津甘栗や天津飯(現実は中国には存在しないメニューですが)など食材面でも中国を代表する都市の一つです。 その天津に住んでみて、改めて中国に触れてみると日本とは違った習慣が多く、驚きの連続です。例えば、第一に会食をする際の席順です。こちらでは、招待する人が入り口から一番奥(上座)の席に座り、招待される方がその両サイドに座るのが一般的のようです。お客様を招待する際に中国式にするか日本式にするかを確認しあって席順を決めないと恥をかいてしまうことがありますので気をつけましょう。第二にお酒を酌み交す量でお互いの親密さを図るという風習があり、「白酒」といってアルコール度数が52℃くらいの酒で乾杯一気をします。これで大変な目にあった駐在員も多いとか…。 食習慣以外でも日本とは違う点が多々あります。天津太平洋の現地化を推進していく上でも中国の考え方や習慣を理解し、今後の企業活動を通じて日本・中国それぞれの良いところをミックスしながら、これからも地域社会に貢献できるよう活動を続けていきます。 |